
2024.7.18 子育て
夏休みと自由研究 ~その「知られざる起源」を知ろう~
●はじめに
7月になりました。夏休みがもうすぐ始まるとワクワクしていたり、お子さんと宿題の計画を立て始めたママさん・パパさんもいらっしゃると思います。
ところで、みなさんは「夏休み」と「自由研究」がいつごろはじまったのか、ご存じでしょうか? 今回は、「夏休みと自由研究のはじまり」について解説します。
多くの人にとってなじみ深い「夏休みと自由研究」について知ることは、親子で知的好奇心を満たすことにつながるかもしれません。
●夏休み
日本の夏休みは、日本で最初の憲法(大日本帝国憲法)がつくられはじめた明治14年にスタートした、とされています。
諸説ありますが、夏休みは、欧米の考え方を参考にしてはじめられたとされています。
当時、欧米では、「春~秋は晴れる日が少ないから、夏はたくさん日差しを浴びるべき」と考えられていました。そして、夏である9月には新学期がはじまります。
「日差しを浴びるべき」という考えと、「9月から学年が切り替わる」というシステム。この2つが重なったことから、「8月~9月は長い休みをとるのにちょうど良い」とされ、この時期に夏休みが設けられたそうです。それを日本も取り入れました。「欧米の教育を取り入れて国を良くしよう」と考えたからです。
●夏休みの宿題
夏休みの宿題も明治時代にはじまったとされています。
学校で生徒が勉強する期間は、主に、新学期がはじまる4月~夏休みに入る8月までの4カ月間でした。
「たった4ヶ月で勉強が中断されるなんてもったいない! 授業内容を忘れないように夏休み中でも勉強を続けられると良い……」
そのような考えから、「夏休みの宿題」が設けられたそうです。
●自由研究
自由研究は、太平洋戦争が終わった2年後の昭和22年にはじまったとされています。
当時は、国語や数学などのように「教科」として扱われました。「自由研究の授業」があったのです。「生徒たちがそれぞれ関心を持ったことに取り組む時間」という位置づけでした。
ですが、「教科」としての扱いはわずか4年で終わりました。
「自由研究のような発展的学習も、わざわざそれに限った授業で行う必要はない。通常の授業の中で行えばいい」
そのように考えられたため、「自由研究の授業」はなくなっていきました。
そして、みなさんもご存じのとおり、現在は「夏休みの取り組み」へと形を変えています。
●おわりに
いかがでしたか?
夏休みは、「4月からの長い学校生活での疲れを癒す」という意味で、お子さんにとって大切なものではないかと思います。
自由研究は、発展的な学習をやり遂げることで成長できるチャンスになるかもしれません。
ですが、夏休みはお子さんの在宅時間が増えるため、親子でけんかにならないとも限りません。
自由研究も、テーマが決まらなかったり、お子さんの意欲が湧かなかったりすることもあるかと思います。
そんなとき、夏休みと自由研究の「起源」について親子で共有することが、気分転換に役立つかもしれません。よろしければ、参考にしてみてくださいね。









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