
2021.7.28 子育て
雨が降るのはなぜ? 雲が黒っぽい理由は? 「雨と雨雲」の知識に触れてみよう
はじめに
今年も、雨の季節になりました。梅雨は明けましたが、しばらくは台風やゲリラ豪雨のことが気になる方も多いと思います。
どんよりとした空を見て、気分までどんよりとする方もいらっしゃることでしょう。
ところで、皆さんは雨雲から雨が降るしくみをご存知ですか?
「なんとなく知っているような、知らないような……」
もしかすると、そのような方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、理科が苦手な人にもわかりやすく、雨と雨雲について解説します。
雨のしくみ
雨が降り始めるまでの流れは、主に次の6段階に分けることができます。
①海・湖などが太陽に温められ、水蒸気が上がる。
②水蒸気が上空に移動する。
③上空は温度が低く、水蒸気が冷やされて「水の粒」・「氷の粒」に変わる。
(水蒸気が、「気体」から「液体」・「固体」に変わる)
④「水の粒」・「氷の粒」がたくさん集まって、雲になる。
⑤「粒」同士が合体し、大きくなり、重くなる。
⑥重くて浮かんでいられず、地上へと落ちる=雨として降り注ぐ。
(「氷の粒」は、降り注ぐ時、地上の近くで溶けて「雨粒」に変わる)
ちなみに、雨粒1つのサイズは最小で約0.1mm、最大で約5mmになります。顕微鏡がないと見えないほど小さいかと思えば、小石ほどの大きさの粒もあるのですね。
粒は、空気の抵抗などで割れると小さくなるようです。
雨雲が暗く見える理由
理由は主に2つあります。
①見る位置
雨雲は、「どこから見るか」によって、違う色に見えます。
◇遠くから・横から見る……「粒」が太陽光を反射させているため、
明るい色=白色に見える。
◇真下から見る……雲の真下にいると、雲が太陽光を遮って暗くなるため、
暗い色=黒っぽい色に見える。
②少ない隙間
雨雲は「粒」がたくさん集まっていて隙間が少ないため、太陽光が通過しにくいです。そのため暗く見えるのです。
おわりに
どんよりとした空を見上げる時、「あの空には、1mmの水滴が数えきれないほど浮かんでいるのか……」とか、「あの暗い雲は、遠ざかったら明るい色に見えるのかな……」などと、ぼんやり考えるだけでも面白いかもしれません。もし、雨・雨雲の知識を親子で共有できれば、お子さんの知育にもつながります。
「どんよりとした空」のことを、「科学」の視点から見てみたり、親子で学んだりしてみてはいかがでしょうか。
「学べる場所」に足を運んでみよう
雨・雨雲のことをさらに詳しく知りたい方、お子さんと学びたい方には、名古屋市科学館がオススメです。2階の展示ゾーンである「不思議のひろば」に、雨と雲に関する展示品が複数あります。科学実験をするような感覚で、楽しみながら知識を深めることができます。
興味のある方は、下記のサイトをご覧ください。
*「名古屋市科学館」
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/









Chisato
Shizuka
Leashelly Serie
Asami
の太郎
tomoちゃん
岩城 大地
青山 宏也
ちゆのママ
Echu
ゆなちん
いっちゃん
yuri
manaoiwa
Moikkaママ
MAYA
Maiko
さかなちゃん
Risaママ
NIWA MIHO
choriii
むらさき
ゆき
なっちゃん
saya
ハル
みいこ
Ayasuke
あーや
mihomama
ちい
COCOAS事務局
Nana
ery
ほたる
NAOKO
たいがママ
さち
ひこままん
なほ
licolico
凸凹