
2022.7.18 子育て
日本最古の和歌は恋文
青春時代に一度は書いたり、もらったりした恋文。
ところで日本最古の恋文って知っていますか?
今回の記事では、日本最古の和歌とされる「スサノヲノミコト」の歌についての豆知識をご紹介いたします。
目次
1.三十一文字にまとめる恋
①別名を「みそひともじ」という和歌
恋文は、文章の量が長すぎても、短か過ぎても「趣がない」と判断されるという非常に特殊な性質をもった文章です。
そして、ボリュームに加えて、内容が伴っていなければ、相手には伝わらないという所も悩ましいところです。
古の世から現代にいたるまで、全ての恋煩い中の人々を悩ませてきた究極の文学的な課題です。
ところが、です。
古の時代を生きた日本民族は、三十一文字(みそひともじ)に熱い恋心や夫婦愛を読み込んでいました。
②歌に思いのたけを詰め込んだ
スサノヲミコトは、三十一文字で何を伝えたのか?
それは「愛妻の気持ち」です。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」
たとえば、この日本最古の和歌には、妻との暮らしのための新居に向いた良い場所を見つけた喜びと、大切な妻がいる住まいに何重にも垣根をめぐらすという心遣いを詠ったものです。
つまりは、「私は、めちゃくちゃ妻を愛しています」という歌意がビビッと伝わってきます。
2. スサノヲノミコトについて
①有史上日本最古の和歌の詠み手
歴史としてたどれる最も古い記録では、「スサノヲノミコト」という、和歌の才(ざえ)や芸能をつかさどる神様が妻(人類)に宛てて詠んだ歌です。
②和歌の大意
非常に大まかな訳としては、「妻がこもる場所、つまり新婚家庭となる良い住まいを見つけた。」そして、新居の造営にとりかかりました。
好き放題をし過ぎて故郷では居場所がなくなってしまったスサノヲノミコトが妻を娶り、初めて安息の地を見つけた瞬間を詠んだ歌です。
③スサノヲノミコトについて
先ほど、「好き放題をし過ぎた」と書きましたが、「好き放題をした結果神様の世界から追い出されたものの、義行を神様の世界に示そうとして、ヤマタノオロチという怪物の退治を行った」と言われております。
神様ですらうまくいかない課題を乗り越える瞬間があるのですから、そういった点では、私たち人類も神様を見習って、たとえ失敗しても挽回のチャンスをうかがうことが大切です。
まとめ
三十一文字に込められた歌意を深く読み込んでいく事は、日本の感情の歴史を読み込んでいく事にほかなりません。
スサノヲノミコトが詠んだ、とても温かな夫婦愛の歌を口ずさみながら、ママさんパパさんの夫婦のなれそめを思い返したりするのも雅かもしれませんね。









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