
2022.2.2 子育て
ファッションに効く「十二色相環」について
目を引くような鮮やかなデザイン、何かのパンフレットの彩り豊かな色調はどのように考え出されているのでしょうか。
それは、色をより生かすための考え方である「十二色相環(じゅうにしきそうかん)」を活用しているのかもしれません。
今回の記事では、豆知識として知っているとファッションに活かせる「十二色相環」の考え方をご紹介いたします。
目次
1、「十二色相環」とは
十二色相環とは、おおざっぱに言えば
「12色の色を輪になるように並べた」図表です。
12色のそれぞれの色の関係性を示した図になっています。
もう少し十二色相環について詳しく見てみましょう。
①補色(ほしょく)について
例えばの話なのですが、十二色相環にある色は輪になっていることを冒頭で述べました。
反対側に位置する色は、「補色(ほしょく)」と呼ばれ、「相性の良い色」と言われています。
どのように相性が良いかという点については後述いたしますが、「補色」の考え方を学ぶだけでも、
生活の中に「鮮やかさ」を求めることが出来ます。
②補色の組み合わせ
上掲のイメージの場合、例えば、「赤色」ならば反対側に位置する「緑色」が補色です。
あるいは「黄色」ならば「青紫色」が補色です。
これをもとに、組み合わせを考えていくと、色が映える組み合わせが6通りあることが
分かります。
今回の記事では扱いませんでしたが、色相環には24色のパターンもあります。
そちらは、広告やデザインなどで用いられることが多いです。
2、十二色相環を知っていると服選びが楽になる
それでは、十二色相環を知っていることで、どのような利便性が生まれるのでしょうか?
①平安時代の貴族たちもカラーコディネートにはこだわっていた
平安時代からすでに日本人は、「襲の色目(かさねのいろめ)」という当時の流行の最先端のファッションコーディネートをしていました。
ちなみに、紫式部の手による、かの有名な『源氏物語』の作中でも随所に着物の描写がなされています。
例えば、
「簾(すだれ)の下から(意図的に)はみ出していることで見えた着重ねた着物の裾の色合いが美しい色調だ」
という場面があります。
この場面から平安貴族の男女は「この人は(センスが)素晴らしい!」と心をときめかせていたことが分かります。
現代の私たちに例えるならば、差し色にも工夫を凝らした、ファッションセンスが良い格好の方に対して「オシャレだね!」という感覚を持つ(ついでに恋をする)に近いと考えられます。
②ファッションコーディネートと十二色相環の知識
平安時代からファッションには「色のコーディネート」が重要になっていたのですね。
現代においても、服をオシャレに着こなすには色選びが重要です。
十二色相環の考え方を知っていると、皆様が現在持っている服の色をコーディネートする際にも役立ちます。
あるいは、季節ものの服を新調する際に、「あのジャケットなら、この色が合いそうだ」という
服を買う際の計画が立てやすくなります。
3、こんなところにも「十二色相環」
他にも、身近なところに見られる十二色相環の考え方を生かしたものをご紹介いたします。
クリスマスツリーとサンタさんの衣装です。
クリスマスツリーの緑色と、サンタさんの衣装が強くイメージに残るのは十二色相環の「補色」の関係にあるからです。
また、一説にはサンタさんの衣装の色を「赤色」だと設定したのは、
赤い缶でおなじみのコカ・コーラ社という話にはあります。
色の使い方で、売り上げや、印象度合いが高まるならば、活用しない手はありませんね。
まとめ
いかがでしたか?
「十二色相環」について解説しましたが、大切なのは「相性の良い色の組み合わせがある」ということです。
明日からの服選びの参考情報の一つとして活用して頂ければ幸いです。









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